おうちでFUN!! 連載

【おうち時間】段ボール工作と手作りキッチン

おうち時間が長くなってから、オンラインショッピングが格段に増えました。

増える、溜まる、我が家の段ボール

毎週、リサイクルに出すのが大変。

 

だけど、子どもたちにとって段ボールって遊びの宝庫みたいです!

大人がリサイクル用にせっかく畳んだ段ボールを、一所懸命に広げて組み立ててガムテープで固定して…。ダンボールハウスやら机やらおもちゃ入れやら、あっという間に“何か”に変身していきます。

 

「あ、その段ボール捨てないで!」なんて、日常茶飯事です。

 

よく考えると、2020年東京オリンピックでも注目された「段ボール」。
選手村の段ボールベッドは、記憶に新しいですね。

軽いのに安定していて力持ち。8年ほどは再利用されるリサイクル界の代表選手なんです。

元をたどれば、木材が原料だから自然に還れるしウッディーな茶色は心地いい。
それでいて、いろんな形に変身できる。子どもたちのおもちゃにもなる。
本当に優れた素材だと感心してしまいます。

 

そこで、わが家の子どもたち作「段ボールキッチン」を紹介しちゃいます!

布用両面テープで端切れを全面に貼り合わせてから、「シンク」、「冷蔵庫」、「オーブン」を作っています。

 

「シンク」には空になったプラスチックケースを埋め込んで、ストローにアルミホイルを巻いたら水道に見立てていました。

 

冷蔵庫には、おもちゃのドアノブをつけて、おもちゃの具材をしまいます。

 

オーブンは、カッターでくり抜いて、おもちゃのパンやクッキーが入っていますよ。

 

コンロはまあるく作って、やかんを置いて。花瓶や窓にカーテンもかけてあるようです。キッチンから風景が見えるようで、楽しそう!

 

この段ボールキッチン。作ってから2ヶ月経ちますが、我が家のおもちゃとして、まだまだ活躍中。

ただの四角い箱がこんなふうに蘇るって、面白いですね。

子どもたちの発想力も頼もしい!

 

いつか気持ちが離れたら、リサイクルです。
その時は、布類は剥がして、プラスチックや小物も分別して束ねます。

この使用済み段ボールが、また段ボール原紙になって段ボールになっていくんです。

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太田さちか

芸術教育士 / ケーキデザイナー 太田さちか パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、慶應義塾大学、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都芸術大学大学院など日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。MFA(芸術系修士号)。こどもとママンのためのアトリエ「My little days」では、子供たちの興味や不思議、好き!といった感性に寄り添いながら、独自の世界観あふれるワークショップを開催。著書は「メレンゲのお菓子 パブロバ」(立東舎)、「不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ」(マイルスタッフ)など

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