おうちでFUN!! 連載

おうちでリサイクル、コーヒーかすを再利用

すっかり寒くなりましたね。

温かい飲み物が恋しい季節です。

特に私は、冷えた指先を温めながら飲む、朝のホットコーヒーが大好き。

さて、このコーヒー。毎朝コーヒーを飲む私にとって、都度生産されるコーヒー豆の出涸らしがもったいないなあと思うことも。みなさんは、どのように活用していますか?

我が家では、おうちで簡単!冷蔵庫の消臭剤として再利用しています。普段は廃棄物となってしまうコーヒーのかすですが、一手間かけて乾かしたら、もう一度新しい使い方ができるのです。

 

 

<コーーかすの再利用の仕方>

コーヒーかすの再利用は、出涸らしを「乾かすこと(乾燥させること)」が大切。水分を含んだままだと、生ゴミと同じ状態なので衛生的にも良くありません。

 

コーヒーの出涸らしをオーブン用シートに広げ、耐熱皿にのせます。そのまま、電子レンジ600wに40秒加熱します。出涸らしがサラサラの状態になるまで、加熱を繰り返します。スプーンですくってサラサラとしていたら完成です。

 

小瓶などに分けて入れ、蓋をせずに冷蔵庫の隅に入れておきます。消臭効果は2〜3週間ほどなので、定期的に交換するのが有効。湿気を含んでしまったら交換をおすすめしますが、冷蔵庫の消臭剤として使う分には、庫内が湿度管理されているので安心です。

冷蔵庫を開けたときに、ふわっとコーヒーのクリアな香りがしますよ。

 

他にも、土に撒く再利用方法もあります。雑草が生えて欲しくない土に巻くと、効果的だとか。肥料として有効かどうかは、議論があるみたいです。

 

飲料として自然界からいただいた恵みを、ささやかながら暮らしの消臭剤へ。本当に小さな再利用ですが、おうちでできるリサイクルが地球への小さな親切になることを信じて。

 

そんなふうに、日々少しずつ。

みなさんも、素敵な冬をお過ごしください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

太田さちか

芸術教育士 / ケーキデザイナー 太田さちか パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、慶應義塾大学、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都芸術大学大学院など日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。MFA(芸術系修士号)。こどもとママンのためのアトリエ「My little days」では、子供たちの興味や不思議、好き!といった感性に寄り添いながら、独自の世界観あふれるワークショップを開催。著書は「メレンゲのお菓子 パブロバ」(立東舎)、「不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ」(マイルスタッフ)など

-おうちでFUN!!, 連載
-, , ,

© 2021 sesame