今週の1冊 連載

【今週の1冊】ハロウィン、小沢健二さんの絵本で楽しむハッピーハロウィン!!

間もなくハロウィンですね。
「sesame×星野リゾート  リゾナーレ」ハロウィンのハロウィンイベントがとっても楽しそうで、心踊りました♪

みなさんは今年のハロウィンの予定はもうお決まりですか?

今週ご紹介するのは、ハロウィンを全力で楽しみたくなってしまう本!!『アイスクリームが溶けてしまう前に』

 

小さな子どもたちにとって、ハロウィンに衣装を着てお菓子をもらいに行くのは、アイスクリームが冷たいのと同じくらい当たり前のこと。

でも子どもたちは止まることなく大人になっていき、当たり前だったお菓子もらいはある日終わってしまう。

まるで、冷たかったアイスクリームが溶けてしまうように・・・。

(福音館書店さまHPより)

 

タイトルに込められた意味に、思わずハッとしてしまいます。
こちらの絵童話は、オザケンの愛称でも知られる、アーティストの小沢健二さんが書かれたおはなし。

本場のハロウィンの歴史や楽しみ方を、様々な登場人物の物語とともに教えてくれます。
ハロウィンは仮装して、お菓子をもらいに行くだけのイベントだと思っていた私は、

「仮装した人が歩いていたら、何も言わないのは失礼」「ハロウィンの衣装は基本は親の手作り」「お店で買ったコスチュームを着たがる症候群もある」など、本場のハロウィンのあれこれを知って、とっても面白く読むことができました!

真似したくなってしまう仮装も色々と紹介されていて、「自動販売機」の仮装が素敵でやってみたいなぁ。
そのほか「スーパーマン」ならぬ「ウーパーマン」や「青トンボの家族」などなど。中表紙にはたくさんの仮装イラストが描かれていて、見ているだけでワクワクして、
どのコスチュームも魅力的で参考にできそう!!

 

こちらは去年の娘の仮装。

 

今年は私も仮装して子どもと一緒にハロウィンを楽しんでみたいなぁ。

 

アイスクリームが溶けてしまう前に..子どもの頃に特別に楽しめるハロウィンを満喫したいですね!!

 

『アイスクリームが溶けてしまう前に』

作:小沢健二と日米恐怖学会 出版社:福音館書店

ご購入はコチラ

 

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ニジノ絵本屋

小さな絵本専門店「ニジノ絵本屋」。2011年、東急東横線「都立大学」駅近くにオープン。書店のほか、自社レーベルをはじめとする絵本の企画編集や出版を行う。音楽を交えた絵本の読み聞かせライブを仲間のアーティストたちと手がけており、2019年にはサマーソニックやグリーンルームフェスをはじめとしたフェスにも出演。書店/出版社経験ゼロで絵本屋をスタートしたエピソードをまとめたエッセイ『ニジノ絵本屋さんの本』(西日本出版社)が発売中。このコラムは、ニジノ絵本屋のメンバー絵本出版・営業担当のはるなが担当しています。

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