今週の1冊 連載

【今週の1冊】すわってみたいのはどのいす??

わが家の2歳の次女はとても食いしん坊。

自分のごはんを食べてから、私のおかずを食べに来たり…笑
寝言でも「食べたいー!」と言っているほど。とにかくなんでも「食べてみたい!」ようで、茹でる前のパスタにかじりついていたことも!

 

そんな彼女のいちばん好きな食べ物は「きのこ」。
しいたけはもちろん、舞茸やえのき、エリンギも大好き。

 

この日はなめこを「買って!」とおねだり。大切に持って歩いてました…笑

 

そして、「きのこだよー!」と言って持って来る今週ご紹介する『おすわりどうぞ』
動物たちがたまらなく愛らしい、やさいしい語りかけ絵本です。

 

ちょこんとすわるどうぶつたちに思わずにっこり、ほっこり

 

ちいさなまあるいきのこのいすにちょこんとすわるのはねずみさん。

 

そのすわる姿は足の裏までかわいい!
キラキラした大きな目に花のつぼみを持つ手もたまらなくかわいい。

 

ねずみさんのよりも少し大きいのっぽのきのこにすわるのはりすさん。
微笑んでいるような表情にこちらまでにっこり。

 

 

たんぽぽに囲まれたいすにすわるのはうさぎさん。
毛並みがふわふわで思わず触れたくなります。すわった時のちょこんと曲がった足もかわいい!!

 

ちょこんとすわって

ね、ぴったり。

 

動物ひとりひとりにぴったりないす。
ねずみ、りす、うさぎのほかにもたくさんの動物たちが自分にぴったりないすにちょこんと
すわって。

 

きつねさんがすわるのは丸太のいす。
そこにすわりたいとやって来たのは、しかさんとイノシシさん。
丸太のいすに3匹でぴったりすわるにはどうしたらいいかな…

 

最後は小鳥たちもやって来て森の動物たちみんなで待ち合わせ。

 

小鳥たちにぴったりのいすはどんないすかなぁ?

 

リアルで繊細に描かれた動物たちの姿や表情がやさしくてかわいらしく、あったかい気持ちになれる1冊です。

「ね、ぴったり」のフレーズも楽しくて、いつも娘たちと声を合わせて読んでいます。

 

 

作者はしもかわらゆみさん。

リアルで愛らしい動物の絵が魅力的で、いきいきと描かれた動物たちの本を数多く出版しています。
2019年にニジノ絵本屋で開催した「おすわりどうぞ」の原画展では、やわらかい雰囲気のしもかわらさんのお人柄に感激し、サインももらいホクホクしながら帰った思い出が。

嬉しそうにたんぽぽにやってきたちょうちょ

 

動物たちのかわいらしいしぐさが愛らしい、やさしい語りがけ絵本。
春が来るのが待ち遠しくなります。

 

かわいい動物たちに癒されながら、一足早く絵本の中で春を感じてみてくださいね!

 

ぴったりのいす、見つけた!

 

近所のお寺の階段にちょこんとすわる姉妹。
ここに来るとなぜか必ずここにすわるんです。2人ですわるのにぴったりでちょうどいいみたい。

 

余談ですが、この連載の絵本の表紙写真いつもは長女が持ってくれているのですが
今回はいつも「やりたい!」と横で真似していた次女が持ってくれました。
きのこ好きとして、この絵本は譲れなかったのかも…笑
(中頁の写真の手も次女が担当。もみじまんじゅうみたいでしょ(笑))

憧れの姉に近づけて嬉しそうでした。

 

『おすわりどうぞ』

作:しもかわらゆみ 出版社:講談社

ご購入はこちら

 

次回は、卒園に贈りたい絵本「そしておめでとう」をご紹介します。

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ニジノ絵本屋

小さな絵本専門店「ニジノ絵本屋」。2011年、東急東横線「都立大学」駅近くにオープン。書店のほか、自社レーベルをはじめとする絵本の企画編集や出版を行う。音楽を交えた絵本の読み聞かせライブを仲間のアーティストたちと手がけており、2019年にはサマーソニックやグリーンルームフェスをはじめとしたフェスにも出演。書店/出版社経験ゼロで絵本屋をスタートしたエピソードをまとめたエッセイ『ニジノ絵本屋さんの本』(西日本出版社)が発売中。このコラムは、ニジノ絵本屋のメンバー。うたうヒゲとおどるマリオネットのジャグバンド「TheWorthless(ザ・ワースレス)」のうたとウクレレを担当している2人の娘のお母さん、sunny(サニー)が担当しています。

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