【今週の1冊】夏休みには画用紙いっぱいに虹を描こう!

真夏の暑さを感じる今日このごろ。

梅雨が過ぎて雨が落ち着いてきたかな？ と思っていると夕方ごろに突然雨が降ってきてびっしょり。そんな経験ありますよね。

青空に突然モクモク雲があらわれると、激しいにわか雨…。

夏の季語にもなっている夕立の季節も間もなくですね。

ザーッと降ったあとにあらわれるあの景色。

出会えただけでも特別な気持ちになりますが、見つけると幸せが訪れるとも言われている「虹（にじ）」。

実は、立派な虹が見れる絶好のチャンスも夕立後なんだとか。

今回は、お空を見上げる楽しさが広がる一冊！

『かえるくんと あたらしい おともだち』をご紹介します。

雨上がりに出会ったあたらしいお友だち

雨の中を楽しく遊んでいる一匹のかえるくん。

雨上がりにあたらしいお友だちに出会います。

じゃじゃ～ん！！

七色のこの子、だれだか分かりますか？

そう、にじのこどもに出会いました。

見開き一面に描かれた愛らしいにじのこども。迫力満点の登場シーンはめくるたびにドキドキワクワク！

2人はいっしょに水たまりに入ったり、かくれんぼをしたり。

水たまりでジャブジャブ遊ぶときは、「じゃあ、ピッチャンポン　しよう！」

「ピッチャンポン」って、なんだか心地よくて楽しそう！！

子ども同士ってすぐにお友達になりますよね。
公園ではいつの間にか初対面の子と遊んでいたり…。

遊びを通して仲を深めていけるって素敵ですね。

楽しい楽しい水たまり遊び。夢中で遊ぶ姿が微笑ましいです

かえるくんとにじのこどもが楽しく遊んでいると、

空からにじのお母さんがお迎えにやってきました。

お帰りの時間です。

でも、まだまだ遊びたい2人。

そこでお母さんが用意してくれたのは…。

彩りいっぱいの楽しい世界に、
子どもたちの好奇心ふくらみ、大人もワクワクしてしまう！！

やわらかいタッチのクレヨン画も、ほのぼのとやさしい雰囲気です。

そう、わが家にもにじのこどもがいるんですよ。

窓辺にあるサンキャッチャー。

太陽の光があたると、キラキラと輝く虹色の光がお部屋に差し込み、小さなにじのこどもを届けてくれます。

その光をつかまえようと子どもたちは必至です（笑）。

そして先日、娘が出会ったあたらしいお友だち。

雨上がりの畑にいたカタツムリの赤ちゃんです！

成長するのが楽しみだなぁ。

『かえるくんと あたらしい おともだち』

作・絵： 鈴木真実　講談社出版

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