おうちでFUN!! 連載

クリスマスシーズンを彩る、ベリーのホーリービスケット

いよいよ、クリスマスシーズン。制限の多かった以前に比べて、 いささか心も踊る今年のクリスマス。

 

ヨーロッパではツリーの飾りにも使われ、アメリカでは、プレゼントを届けてくれるサンタクロースのおもてなしに「ミルク」と一緒においておくもの。実は、このシーズンに大活躍するのが、『クリスマスクッキー』です。

 

赤・緑に着色するアイシングクッキーだけでなく、ベルや星型に抜いたシンプルなクッキーからシナモンやナツメグを入れたジンジャークッキー、ショートブレッド、スノーボールクッキーなど…。クッキーがほんの少しあるだけで、このホリデーシーズンをさらに盛り上げてくれます。

 

おうちで自慢のハンドメイドレシピとして、1つクッキーを追加してみるのはいかがでしょう。
寒い季節に、あたたかい飲み物を両手で抱えながら頬張るクッキーは、クリスマスならではの楽しみです!

 

*ちなみに、クッキーとビスケット。誕生した国によって呼び方や材料が違い、それらが日本に伝わって2つの呼称があります。どちらも材料はほぼ同じで見た目も味もほとんど同じですが、バックグラウンドが異なります。

 

【ベリーのホーリービスケット】

 

赤いベリーが印象的。この時期だからこそ、クランベリーやいちご、フランボワーズなど、赤色のベリーをセレクト!

 

材料(作りやすい分量)

(ビスケット)

バター 60g
粉糖 80g
薄力粉 200g
卵黄 1個分

ベリージャム(市販) 30g
粉糖(仕上げ用) 適量

 

下準備
バターは室温において柔らかくする。薄力粉はふるっておく。

 

り方

ボウルにバターと粉糖を入れてすり混ぜます。薄力粉を加えてゴムベラでさっくりと混ぜ、卵黄を加えてひとまとめにします。
※この時、水分が足らないようなら、水(分量外)大さじ1を加えて調整します。

 

5mm厚に伸し、好きな型でくり抜きます。そのうち、半量は生地の中央を別の型でくり抜きます。クリスマスツリーやベルの形など、クリスマスらしいものを選ぶと楽しいですよ。

 

180度に予熱したオーブンで11分焼きます。金網にあけて粗熱を取ります。

 

中央をくり抜いていない方のビスケットに、ジャムを塗ります。

 

中央をくり抜いたビスケットを重ねて、粉糖をふります。

 

残りのジャムをコルネに入れ、中央の型部分に絞ります。

 

そうしたら、雪景色のようなビスケットの出来上がり!

 

粉糖が美しい、クリスマスオーナメントのようなビスケットになります。大切な家族やお友達と一緒に、おいしい時間をお過ごしください。

 

 

ボナペティ!

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太田さちか

芸術教育士 / ケーキデザイナー 太田さちか パリ サンジェルマン・デ・プレで過ごし、慶應義塾大学、エコール・ド・リッツ・エスコフィエ、京都芸術大学大学院など日本とフランスで製菓、芸術を学ぶ。MFA(芸術系修士号)。こどもとママンのためのアトリエ「My little days」では、子供たちの興味や不思議、好き!といった感性に寄り添いながら、独自の世界観あふれるワークショップを開催。著書は「メレンゲのお菓子 パブロバ」(立東舎)、「不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ」(マイルスタッフ)など

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