北九州は、実は「合馬のたけのこ」と言って、全国でも有数のたけのこ産地だと言うことをご存知でしょうか?最高級とされる白子筍が獲れる事から、京都の一流料亭でも使われているそうです。
ここで、たけのこの産地であるがゆえの問題も。
増えすぎて放置された竹林ができてしまったり、整備する際に出る竹の処理をどのようにするかという問題です。
北九州市は、この竹問題を市の賑わいを創り出す、市民参加型のイベントにする、SDGsについて考えてもらう(=ここでは竹の循環)を意識して2019年(令和元年)11月からスタートしたイベントが、『小倉城竹あかり』です。
小倉城のお気に入りのポイントで撮影しました。
メインの入口のお堀の橋から入るのも良いですが、虎ノ門から入るのも、風情があって良いです。竹の中に入れてあるロウソクは、米ぬか油を精製する際に得られる油脂を使い、環境に優しいロウソクを作って使用しているそうです。
入場するとオリンピックと、現在北九州で開催されている世界体操・世界新体操にちなんで、ピクトグラムがお出迎え。
私の今回の一番のお目当ては、娘の通う小学校も参加した、竹を利用して作られた紙に絵を描いて作った灯籠を見ることです。
たくさんの作品の中から、無事に娘の作品を見つけ出しました。(娘の作品はこっそり紛れてます)
一万基以上ある竹の灯籠には、こんな素敵な細工が施されています。
日替わりで生け花や、小倉祇園太鼓、日本舞踊などのステージも行われています。
駅までの帰り道は、うって変わって現代的なイルミネーションで素敵です。
この鴎外橋のイルミネーションを写真でお伝えできないのは残念ですが、実際はもっとキレイです。
世界体操は終了してしまいましたが、駅裏の西日本総合展示場で始まる世界新体操で駅はその歓迎ムード一色でした。
最近では、テレビでも小倉駅周辺のグルメも特集される機会も増えましたし、コロナ陽性0人の日も出てきましたので、タイミングが合う方は是非訪れてみてほしいです。
早くも来年のボランティアスタッフも募集されている『小倉城竹あかり』。
詳しくはこちらをチェックされてみてください↓
http://kokurajotakeakari.com/