【今週の1冊】おつきさまと一緒に宇宙旅行へ!

秋っておつきさまがきれいに見える季節ですよね。

肌寒くなってきた公園の帰り道、空を見上げると中秋の名月、おつきさま！

1歳11ヶ月の次女はおつきさまを見つけると「おつきさまこんばんはー！」と、まるでおつきさまのお友達のように夜空に向かって叫んでいます。

黄色い甘みたっぷりのまんまるのさつまいもをかじって三日月おつきさま？!

おつきさまの絵本もいろいろあって、 形を変えながら夜空を照らすおつきさまは子どもにとって魅力的な存在なんだと思います。

そんなおつきさまが宇宙の仲間とバスに乗っておでかけ！！ 今週は月や星のきれいな秋の夜にぴったりの絵本『おつきさまのともだち』をご紹介します。

おつきさまのお友達って？

♪ぼくたち なかよし ぷらねっつ！

すい きん ち か もく どっ てん かい♪ 

バスからは楽しい歌が聞こえます。

お弁当を作って、惑星たちが乗り込むのはおつきさまの運転するバス。

惑星仲間たちのお店に寄りながらみんなどんどんバスに乗り込みます。

土星のドーナツ屋さん！食べてみたい！！

最後に誘うのはめいおうせい。

でもめいおうせいのお家はからっぽまっくろけ。 吸い込まれるようにまっくろけのお家に入っていくと…

なんとそこには、うちゅうもんすたーが！

なかよしぷらねっつはうちゅうもんすたーとも友達になれるのでしょうか！？

リズミカルな文章と楽しい歌で、頁をめくるたびにワクワクしてしまうこの絵本。 イラストもスタイリッシュでかわいい！

そしておつきさまのお部屋は、特別インパクトたっぷり！絵本を見て「まぶしい！」となったのははじめて！

この黄色い部分は特色の蛍光インクで刷られているのだそう。
おつきさまのかがやき、なるほど！まぶしいわけです！

「水金地火木土天海冥」ってとっても懐かしいですよね。 理科の時間に勉強した太陽系惑星。

今は冥王星（めいおうせい）は太陽系の惑星から外れているようなのですが、このお話では冥王星も登場してほっこりうれしくなります。

"水星ってなに? "、"金星ってなに? "、"冥王星ってなに？"　と子どもたちも興味津々！！ おともだちの惑星や星座の名前が紹介されていたり、未知の宙に触れるきっかけにもなりそう！

そして最後のページには10個のミニクイズが！
絵本を振り返りながら遊べる探し物クイズになっています。

これがなかなか難しくって、何度も何度も探してやっと見つけたほど！  スッキリ！！

宇宙モンスターの正体もわかりますよ！
娘と一緒に「見つけたー！」と親子で大興奮。

そういえば、
なかよしぷらねっつの歌には「地球」が入っているのに、地球はバスに乗ってない...。 地球はどこだろう...。

いたいた、なるほど、こうゆうことだったのか！

と、夢のふくらむストーリー。

探すところ満載で何度でも楽しめるこの絵本。 ぜひ手に取って楽しんでくださいね！

おつきさまと同じ色！おつきさまのバスに乗れたらいいな！

電車でお出かけした公園でもまた乗ってる...笑
子どもって必ずこれ乗りますよね。

1歳の次女が乗り物大好きな時期。 絵本に出てくるおつきさまのバスにも興味津々でした!

『おつきさまのともだち 』

作：カワチ・レン 　学研プラス出版

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次回は、船で暮らす女の子の不思議なお話「木の実とふねのものがたり」をご紹介します。