今週ご紹介する絵本は、鮮やかな描写とかわいらしいキャラクターが魅力の絵本『ミリーのすてきなぼうし』です!!
ショーウィンドウから見た帽子を気に入ったミリーは、帽子屋さんに入りますが、お金がありません。
からっぽのお財布をみた店長さんが持ってきてくれた帽子は「そうぞうしだいで どんな ぼうしにもなる、すばらしい ぼうし」
ミリーはそんなワクワクする帽子をかぶって、ご機嫌に街を歩きます。
帽子を気に入ったミリーと、帽子を心から愛する店長さんとのやり取りが素敵!
「はこに いれて おつつみしますか?」と聞く店長さん、「いいえ、このまま かぶっていくから けっこうです」と答えるミリー。
帽子に込められた二人の想いを感じます。
そして、ミリーがかぶる想像の帽子はどれもすてき!
くじゃくの帽子に、ケーキの帽子、お花の帽子、噴水の帽子...
読み終わった後、再び見返してしまうほどワクワクする帽子がたくさん♪
小学校2年生の国語の教科書にも掲載されているほど、子どもたちに親しまれている絵本作品。
お家での絵本時間に、是非おすすめです。
『ミリーのすてきなぼうし』
作:きたむらさとし 出版社:BL出版