6年間使うものだから丈夫で飽きのこないデザインはもちろん、高品質で品のある工房系のランドセルを、と考えている親御さんも多いのでは? シンプルでありながらも素材やディテールに独自のこだわりを持つ工房系。今回は特に人気の4つの工房系からおすすめの男女モデルをご紹介します。
王道上質派(黒川鞄工房・大峽製鞄)
美しいフォルムで風格ある佇まい。天然素材や最高峰素材の革を使用した品質にこだわりが光る。
個性&品格派(土屋鞄製造所・鞄工房山本)
シンプルな中に個性を感じさせる色やアクセント。クラシカルでありながらモダンな雰囲気漂うベーシックが魅力。
【王道上質派】黒川鞄工房
日本最古、最後の本格ランドセル工房が生む優美なフォルム
<for GIRLS>
定番ランドセルを刷新する一枚革の冠
選び抜かれた最高級のコードバンを使用した唯一無二の長冠鞄。かぶせに鋲やステッチデザインを施さないつるんと丸いフォルムが美しさ引き立てます。アンティーク調の金具も高級感ある雰囲気に。
<for BOYS>
コードバンならではの落ち着いた深みのある輝き
繭のようにくるりと本体を包み込む一枚革の冠は、なめらかで張りのある手ざわりと上品なコードバンの光沢が気品あふれる佇まい。ドイツ製の特殊樹脂加工を施し、より耐久性高く特別なお手入れが不要なのも魅力です。
収納力が高いのに軽い体感と背負い心地抜群!
腰痛対策にもいい体感の軽い肩ベルト
厚みのあるサブポケットでより大容量
軽さを加味したメタル製の背カン
※ランドセルのモデルによって仕様が異なります
☑大型で持ちやすい持ち手
☑蜜蝋(ミツロウ)を天然のワックス成分として使用
☑工房系最大級のカラーバリエーション
☑カタログ請求受付中
【王道上質派】大峽製鞄
職人技が詰まった質の高い伝統的なスタイル
<for GIRLS>
上質なツヤ、ソフトな風合いで親御さんに高支持
耐久性のある牛革に独自の加工を施し、ランドセル用に開発した素材「ダイヤモンドカーフ®」を使用したランドセル。独特のツヤ感と表面の美しさがもたらす高級感で使うほどに増す味わいも魅力。
<for BOYS>
セミマットなツヤ感が洗練された佇まい
牛革の持つしなやかさ、やわらかさ、表面の美しさに加え、セミマットなツヤ感が上品な雰囲気。カバン創作コンクールにおいて経済産業大臣賞、東京都知事賞を受賞した記念モデルであり、昨年度ベストセラーのランドセル。
使い勝手を第一に考えた手作業と仕立て
負荷のかかる場所は手縫いで強度を高める
大容量なのに見た目がスタイリッシュ
☑全モデルが取っ手仕様に
☑タブレット端末収納を考慮した前ポケット幅の拡張
☑全モデルが伝統的な学習院型
☑カタログ請求受付中
【個性&品格派】土屋鞄製造所
男女にフィットするニュートラルな色・デザイン
for GIRLS
品格のあるデザインにやわらかな印象の色み
空や花、樹々など、自然の色から着想を得た「色」にこだわったシリーズ。アンティークな雰囲気の鋲が牛革の品格を引き立て、やさしいラベンダーカラーが凛とした愛らしさを添えます。
<for BOYS>
スタイリッシュ見えも叶えるニューベーシック
性別の枠にとらわれない、モダンなベーシックカラーを目指して誕生した「RECO」。背当ては本体と同系色、サイドにはベルトを省いたDカンが施され、すっきりとした洗練された佇まいに。
6年間に寄り添う職人技
性別の枠にとらわれない色やデザイン
☑22年度入学モデルで初登場のRECOシリーズに新色登場
☑素材の一部を牛革から人工皮革に切り替えた、軽量&容量アップモデルが登場
☑ファッションブランドとのコラボモデルが登場
☑3月2日(水)より、店舗とオンラインストアにて受注開始
【個性&品格派】鞄工房山本
ベーシックな中に光るさりげない個性
for GIRLS
清楚な上品をもたらす愛らしいステッチ
ティアラのステッチやクリスタルガラスの輝きが、女の子なら誰しもが胸に抱くプリンセスへの憧れを表現。深みのあるボルドーカラーも大人っぽく、ピンクステッチが上品な華やかさを演出してくれます。
for BOYS
黒のランドセルに映えるCOOLなブルー
黒×ブルーは男の子に不動の人気を誇る配色。ステッチや前締めベルト、革の裁断面のニスの色にもブルーが施されクールな印象を際立たせて。耐久性のある牛革もアクティブな男の子にぴったり。
コバ塗りで生まれる上質感
本体色と裁断面の配色もおしゃれ
☑2022年1月15日(土)より全国にて展示会開催
☑2022年1月29日(土)横浜店、2月3日(木)と梅田店がオープン
☑2023年度から、全モデル立ち上がり式の背カン仕様に
☑オプションの持ち手は着脱が可能
sesame編集部も実感! 工房系を選ぶホットなキーワード
『ラン活のさらなる早期化』
3月に予約を開始する工房系など、ここ2~3年でラン活はさらに早期化。特に工房系の人気モデルは早い時期に売り切れてしまうランドセルもある中、カタログの申込みや全ラインアップ公開を通常より前倒しするなど、ほかと比較しながらランドセル選びができるよう各工房系で取り組みを実施。注文してから入学までの期間が長くなり、お子さんの心変わりや成長期による体のフィット感も気になる一方、長い期間をかけてじっくりランドセル選びを楽しめるというメリットも。
『大容量&快適な背負い心地』
教材増加で小学生の荷物が重すぎることが問題視されていますが、タブレットが追加されたことでランドセルの重量はさらに増加。荷物の重さにともない今まで以上に背負い心地を重視する親御さんも増えています。土屋鞄でも21年度から「立ち上がる肩ベルト」を標準搭載したり、子どもの腰痛対策を加味した黒川鞄の「はばたく®ランドセル」も体感が軽く感じられる点で注目されています。
『多様性社会に通ずるジェンダーレス化』
「男の子は黒、女の子は赤」といったジェンダーで区別していたランドセルも、今は「好きな色を選ぶ」のが当たり前。6年間エターナルに愛用できるシンプルなデザインと、カラーバリエーションの豊富さなど、ジェンダーや年齢を問わず似合うランドセルが揃うのも工房系人気の高まりに。