12月のニジノ絵本屋は、あたたかい空気であふれています。
小さくてかわいい動物たちが織りなす、心温まる絵と言葉がつまった「きみのことが だいすき」絵本展。絵のあたたかい雰囲気がお店の中まで優しく包み込んでいるよう!
今週は、心の中がほっこりあたたかくなるメッセージ絵本『きみのことが だいすき』をご紹介します。
ひとことひとことかみしめたくなる優しい言葉
森に住む小さな動物たち。かわいい動物たちは、どんなおはなしをしているんだろう・・・
中でも、私がハッとしてグッときたメッセージをご紹介します。まずは1ページ目のこの言葉。
かなしい きもちはね、
ふたを しなくて いいんだよ。
最初のページからうんうん!と何度もうなずいてしまいます。
子どもたちにもかなしい気持ちがあったときは、言葉にしたり涙にしたりして伝えて欲しいですよね。
聞いてあげるだけでもいいし、そんな姿をちゃんと気づいてあげられる母でいたいな…と思います。
わからないことは、なんでも 聞いてね。
同じことでも、何回でも 聞いてね。
一度 聞いて、すべて わかっちゃう人なんて
どこにも いないんだよ。
それにね、
ぼくは、聞いてもらえるのが うれしいんだ。
安心して、たくさん聞いてね。
この言葉にはハッとさせられました。
何度も同じことを聞いたり、何度も間違えたり、何度も同じことを教えたり・・・親子のやりとりもそんな感じ。
「こないだも言ったけど…」となってしまうこともしょっちゅうあります。だからこそ親は、何百回でも同じことを繰り返して教えてあげられる懐の広さがいるなぁと感じます。
最初からそう思っていたら少し余裕ができるかな…
「聞いてもらえるのがうれしい」、そんな気持ちになれたら素敵だなと思います。
やすむの だいじ。
とっても だいじ。
のんびり のーんびり、ごーろごろ。
子育てしていると毎日があっというま。朝はバタバタ!帰ってきたらお風呂、ごはん、、そして気が付けば寝る時間に…
子どもたちとゆっくりごろごろする時間はとっても幸せだし、大切だから、たまには余裕を持って一緒にゆっくりごろごろ休みたいな。。
心が温まり、日常のふとした瞬間を大切にしたくなるようなメッセージがたくさん。
親も子もやさしい気持ちになれる一冊です。
作者はイラストレーターのいぬいさえこさん。
「こころに寄り添うこと」を大切に描かれていて、まさに母の心をぎゅっとあたたかくつかんでくれます!
そして、絵本の最後にはメッセージを書けるページが。
しかも、クリスマスにはこんなスペシャルな表紙も登場します!
リスのお母さんにサンタの帽子が…!かわいい!!
メッセージを添えて、クリスマスのプレゼントにもぴったり。
絵本原画展は12月26日(月)まで。絵本のあたたかい世界を実際に感じてもらえたらうれしいです。
次女が3歳になりました
先日次女が3歳の誕生日を迎えました。生まれた頃の写真を見返していたのですが、子どもが成長していく姿って本当に尊い!
こんなに小さかったんだなって、子どもの成長は本当に宝物。
これからも子どもたちに寄り添いながら「きみのことが だいすき」って伝え続けていきます!!
『きみのことが だいすき』
作:いぬいさえこ 出版社:PIE International
『きみのことが だいすき』絵本展
会期:〜 12月26日(月)
時間:12:00~18:00 ※火・水(定休 )
会場:ニジノ絵本屋
東京都目黒区平町1-23-20(東急東横線都立大学駅徒歩3分)
☎03-6421-3105
次回は赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで笑っちゃう!「