今週は子どもと一緒にお料理をしたくなる絵本のご紹介です!
自分ひとりでも作れるよう、お料理の楽しさを子どもたちに教えてくれる、料理家・高山なおみさんが描くおいしいごはん絵本。
前著の「おにぎりをつくる」では、お米を炊くところから塩むすび(塩おにぎり)ができるまでをわかりやすく紹介し、小さな子も自分で作ってみたくなるような描写が魅力的。
私が娘と一緒におにぎりをつくるきっかけとなった1冊でもあります!
お出かけの時にもおにぎりひとつカバンにあるだけでなんだか安心。
『はらぺこのおなかにおにぎりは「いのち玉」です』(「おにぎりをつくる」のあとがき)と綴るように、
食べることの大切さを子どもたちにも伝えてくれるように思います。
この絵本を読んでから、わが家の週末の朝はシンプルな塩むすびが定番。絵本にあるように、おみそもちょっとつけて食べます。
そしてみそしるも一緒に。
おにぎりとみそしるがあれば心も身体も満たされますよね。
ぎゅぎゅっとおにぎりが作れるようになったら、
『みそしるをつくる』を召しあがれ♪
子どもたちに贈るおいしい絵本の第2弾!
いつものごはんをとくべつなものにしてくれますよ。
おだしのおいしさもわかるといいな
おみそが香ってきそうな表紙写真の大きいお椀と小さいお椀。
おだしを取って、みそが入ったらもっとおいしい、子どもたちがひとりでも作れるようなみそしるの写真絵本です。
自然とおなかがグ~っと空いてきます。
美しい写真とデザイン、リズミカルな言葉で教えてくれる過程は、子どもには分かりやすく、大人にはなんだか新鮮。
子どもって台所好きですよね。
大好きなお母さんがいるところだからかな。おいしいつまみ食いができるからかな(笑)。
おうちの中でいろいろな経験ができるのも台所。
五感をたくさん使うお料理を通して、「自分で作って、食べる楽しさ」につながったらいいですね。
こんぶと煮干しでしっかりおだしを取ったら、具材は油揚げとお豆腐だけ。
具沢山もうれしいけど、シンプルなみそしるのおいしそうなこと!
子どもでもわかりやすく、簡単に作れるのもいい!
作る楽しさも伝わってきます。
いまは1人でできなくても繰り返し読んで眺めて、お母さんと一緒に作って、
子どもたちが自然とやってみたいと思うようになるかもしれませんね。
幼少期、私もお母さんと一緒にご飯を作るのが大好きでした。
初めて包丁を持たせてもらって嬉しかったこと、やけどをして痛かったこと、その時に覚えてできるようになったお料理のこと…。よ~く覚えています。
おかげで、家に誰もいない時には自分で何かしら作って食べることもできるように。
そう、食べることってとっても大切!
おにぎりとみそしるが作れたら、立派な一食です!
子どもから「一緒にやりたい!」、「お手伝いしたい!」と言ったらチャンス!
忙しいからちゃちゃっと作りたい!という気持ちをグッとこらえて、一緒に作ってみませんか?
今日も長女とみそしる作り。
最近手に入れたみそマドラーが子どもにも簡単に使えて大活躍!
一緒に作ったみそしるはとくべつにおいしいものですね。
『みそしるをつくる』
文:高山なおみ 写真:長野陽一 ブロンズ新社出版
来週は、きれいな空を見上げたくなるおはなし「かえるくんと あたらしい おともだち」をご紹介します!
東京都目黒区平町1-23-20 TEL:03-6421-3105
営業時間:12:00~18:00(火定休) https://nijinoehonya.com/about