秋らしい風が気持ち良い季節になってきました。公園などにもお出かけしやすくて嬉しいですね!
さて、今週ご紹介する絵本は、虫の中でも大好きなお子さまが多い「ダンゴムシ」の絵本。
『ぼくらはもりのダンゴムシ』です。
<ストーリーのあらすじ>
暗くなると石の下から出てきて、朝、石の下に帰って行くまでのダンゴムシの1日を紹介しながら、その生態や森での役割、周りのいきものたちについても教えてくれる内容です。
暗くなると石の下から出てきて、朝、石の下に帰って行くまでのダンゴムシの1日を紹介しながら、その生態や森での役割、周りのいきものたちについても教えてくれる内容です。
突然ですが、ダンゴムシはなにを食べているか知っていますか?
正解は枯葉!
ダンゴムシだけでなく、ワラジムシやミミズ、カタツムリも枯葉を食べているそうです。
驚いたのは、コンクリートも食べるということ。背中の殻を強く固くするためだそうですよ。
そして、枯葉などをたくさん食べたちいさな生き物たちがフンをすると、そのフンが植物を育て、森を育てる栄養になります。
ダンゴムシやその他のたくさんの小さな虫たちが、森を豊かにしているのですね!!
ダンゴムシのオス・メスの見分け方や出産・脱皮についてなど、お話を通してダンゴムシの生態がわかるので、読み終わったあとはついつい豆知識を披露したくなってしまいます笑
もちろん、我が家の娘もダンゴムシが大好きで、家の前でも保育園でも、ダンゴムシを探す毎日。
本当に不思議で魅力的な生き物ですよね。
散歩が楽しい秋♪
紅葉やどんぐり拾いも魅力的ですが、ダンゴムシ好きなお子さんと一緒に、絵本を持って観察に行ってみるのも楽しそうです!!
『ぼくらはもりのダンゴムシ』
作:まつおか たつひで 出版社:ほるぷ出版