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【今週の1冊】メガネってかっこいい!思わずメガネが欲しくなる絵本

近ごろのメガネ屋さんには、おしゃれなメガネがずら~っと並んでいますよね。

子どもにメガネが必要になったとき、思わずかけたくなるような素敵なものが見つかるような気がします。

 

両目ともに視力1.2の私はメガネとは縁がないのですが、
ひょんなことでメガネをかけて、そしてヒゲまでつけてバンドをやることに。
私がやっているバンド、ザ・ワースレスは全員メガネ。

 

今週は私たちザ・ワースレスとも縁が深く、
子どもも大人も「メガネっていいな~」って感じるような、メガネを作るねこのお話『めがねこ』をご紹介します。

 

 

どんなメガネを作ってほしい?  オーダーメイドのメガネはユーモアたっぷり!

 

めがねこは、ねこのメガネ屋さん。

腕利きのメガネ職人で、お客さんにピッタリあったメガネを作ってくれます。

 

夜道で光るメガネ!こんなメガネがあったら、かけるたびにウキウキしちゃう!!

 

ある日、めがねこがお店でうとうとしているとガサゴソと物音が…。

そこには、3匹のネズミがメガネをぬすもうとしていました。

 

逃げ回るネズミを追い詰めためがねこ。

 

「おかあさんが さいきん めがわるくて げんきがないんだ。

めがねをかければげんきになるとおもって・・・。ごめんなさい」

とネズミ3きょうだい。

 

それを聞いためがねこは…。

 

 

ある朝、ネズミ3きょうだいの家の前に小さな箱!
それは、めがねこから、ねずみのおかあさんへのプレゼント。

 

早速そのメガネをおかあさんがかけると…。

 

やさしさあふれるめがねこと、母親思いのネズミ3きょうだいの心温まるおはなしです。

 

最後のページでは、お店の前に置かれた「ねこのめがねや」の看板にも変化が。
ぜひ手にとって確かめて見てくださいね!

 

ちょっぴり不愛想な表紙のねこに、不思議と心惹かれるこの絵本。
自らも2児の母である柴田ケイコさんが、メガネを嫌がる子どもたちに向けて「めがねってかっこいいよ!」と伝えたい思いから誕生した作品です。

 

娘の幼稚園のお友達にもメガネをかけた子がいます。
クラスや家庭でも「メガネって何??」という時期は訪れますよね。

この本を読んだら、みんなメガネ好きになっちゃうかも♪
メガネって素敵。きっとメガネを愛おしく思うはず!

 

お店のメガネがみんなを幸せにする素敵なおはなし。
かわいいメガネや、色使いが楽しいイラスト。そして何と言ってもキャラクターの表情がたまりません!

実際にあったらいいなぁと思えるほど、やさしさ溢れるメガネ屋さんです。

 

そして、作者の柴田さんとは「めがねこ」をきっかけに、さまざまなイベントをご一緒させていただきました。

2018年には、柴田さん、めがねこ、出版元の手紙社さん、ニジノ絵本屋のコラボで、2店舗に渡ってライブを開催!

めがねこと作者の柴田さん(手前真ん中)とザ・ワースレスとスタッフたち

また、話題の大人気絵本「パンどろぼう(作・柴田ケイコ)」にちなんだテーマソングをザ・ワースレスとニジノ絵本屋とともに制作させていただきました!

こちらのプロモーションビデオもYouTubeでぜひチェックしてみてくださいねー!

 

ねことネズミの架け橋を作った「めがねこ」は、
(メガネつながりで)ザ・ワースレスと柴田さんの架け橋を作ってくれた個人的にも大切な作品です。

 


あっ! めがねこ!!?

 

「めがねこ」の続編「めがねこのぼうけん」の帯に付いている、変身メガネ!

独特な目の表情が意外とハマっていて、何度見てもクスッとしてしまいます・・・笑

 

めがねこ

作:柴田ケイコ 手紙社出版

ご購入はこちら

 

来週は、身近な人でも知らなかった発見があるかも!「しつもんブック100」をご紹介します。

 

都立大学の小さな絵本専門店「ニジノ絵本屋」

東京都目黒区平町1-23-20 TEL:03-6421-3105
営業時間:12:00~18:00(火定休) https://nijinoehonya.com/about

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