福岡県 北九州市 小倉駅周辺
北九州市は1989年頃より映画、ドラマの撮影誘致と支援に取り組み、2000年に『北九州フィルムコミッション』を設立し、
多くの映画、ドラマ、CM作品の誘致・撮影支援を成功させています。
北九州市民は、エキストラ、サポートスタッフに登録すると撮影のお手伝いに参加する事ことができたりします。
日頃のお買い物中や、モノレールに乗っていて映画の撮影を見かけることもあります。
日曜日の主要道路を封鎖して『相棒 劇場版Ⅳ』を撮影している所や、
2020年公開の永野芽郁さんと坂口健太郎さんW主演の『仮面病棟』のラストシーンの撮影に遭遇したこともあります。
この駅前では『仮面病棟』のラストシーンを日中に撮影していました。
また、2021年4月に公開になった坂口健太郎さん主演の『シグナル劇場版』の大がかりなアクションシーンもこの駅前で撮影されたのです。
映画館には、撮影支援した映画の撮影スポットマップがよく飾られています。
他にも『ママレードボーイ』、『海猿』、『MOZU season1』、『仮面ライダービルド』、『図書館戦争』、『デスノート』など
数えきれないほどの作品のシーンが北九州で撮影されています。
映画だけでなく漫画にも縁があり、
特に『銀河鉄道999』の作者・松本零士さんの出身地なので駅の周りは松本零士さんの作品が、いろいろな所にあります。
タイミングが合えば、銀河鉄道仕様のモノレールにも乗れちゃいます。
駅前にはアーケード発祥の地の『魚町銀天街』があります。
数多くのグルメスポットがありますが、私がオススメするのは夏限定で登場する『ベツバラ。』さんのかき氷です。
普段はパンケーキを中心としたスイーツ屋さんなんですよ。
街ブラのちょうど中間地点にあるので、休憩するのに最適です。
毎年テーマの変わるかき氷。
今年は「ソースを食べるかき氷フェア」で、「濃縮いちご」、「濃厚辻利抹茶」、「とろとろプリン」の3種類で、
2021年9月5日まで楽しめます。
商店街を抜けると、地元の老舗デパート『井筒屋』があります。
こちらの新館と本館をつなぐ通路も約１週間封鎖して、西島秀俊さん主演の『MOZU season1』が撮影されていました。
井筒屋の別館『紫江´s(しこうず)』の地下にある、『北九州市立 水環境館』。
この河川観察窓は縦2.8m、幅7.2mで日本一の大きさです
なんと入館料は無料。
川の中が観察できて、デパ地下とつながっている珍しいミニ水族館なんです。
川に住む生き物たちの展示。
ネット予約で春から秋にかけてカヌー体験もできるようです。
水環境館を出たら、その先には小倉城。
お城を中心に小倉八坂神社、北九州中央図書館、松本清張記念館など歴史や文化を学べるエリアに到着です。
小倉城の中も展示場となっていて、小倉北区出身の草苅正雄さんナレーションの映像体験や、お姫様・殿様になりきっての籠乗り体験、
流鏑馬体験などあり、親子で楽しめます。
『小倉八坂神社』
2013年公開の岡田准一さん主演の映画『図書館戦争』の撮影にも使われた中央図書館は、デザインがとても素敵です。
こちらは『北九州市立 松本清張記念館』。
小倉駅から徒歩20分圏内で、さまざまに楽しめる街ブラ。
コロナが落ち着いたら、博多だけでなく北九州にもぜひ訪れてほしいものです。