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【おうち時間】ちょっと特別なママコの楽しみ方

おうちで過ごす時間が増えたいま、楽しく、おいしいおうち時間はいかが?  「クッキング」=「学び」になるような、一風変わったスイーツ作りをママコでチャレンジ。理科の実験のように楽しめて見た目も美しい一品は、ちょっと特別な日のデザートにもぴったり。生クリームの代わりにメレンゲを使った❝無重力クリーム❞と呼ばれるクリームで作るのは、「無重力パフェ」。
遊びごころたっぷりなレシピが話題の、ケーキデザイナー・太田さちかさんに教えてもらいました。

 

クリームが落ちてこない! フォトジェニックなパフェ

グラスの中で浮いているように、不思議に見えるパフェ。グラスに逆さまにのせても、なぜか落ちてこない! そのクリームの正体は・・・、メレンゲクリーム。「硬くなるのはなぜ??」、「クリーム落ちてこない??」と、混ぜるだけの単純な作業もワクワクしながら楽しめる!

 

用意する材料(シャンパングラス4個分)

ギリシャヨーグルト・・・160g
いちごジャム・・・80g
卵白・・・1個分
グラニュー糖・・・50g
フランボワーズパウダー・・・3g
塩・・・ひとつまみ
ビスケット・・・4枚
フランボワーズ・・・20粒程度
食用花(無くても可)・・・適量


 

作り方

グラスにギリシャヨーグルト、イチゴジャム、フランボワーズの順に入れる。

メレンゲを作る。卵白に塩を入れて泡立て、3回に分けてグラニュー糖を加えてメレンゲにする。


ツノが立つまでしっかり泡立てる。



メレンゲにフランボワーズパウダーを入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。


3を絞り袋に入れてビスケットに絞り出し、メレンゲが下になるようにグラスにのせる。
蓋をしたビスケットの上にメレンゲを絞り、フランボワーズなどで飾る。

 

SIENCE POINT!

CIENSE POINT!!

泡立てることで卵白に含まれる約10%のたんぱく質が空気に触れ、ふくらみ硬くなる。卵白のたんぱく質が空気を含めば含むほどモコモコト固まり、ツノが立つメレンゲが作れます。 医療用素材や食品開発につながる素材として、このような卵白の性質はいま注目されているんですよ!

 

ワクワクするようなお菓子作り、いかがでしたか? 作る過程を楽しみながら、子どもたちの創造力もかき立てられる! 夏休みの自由研究にもおすすめです!! 

 

太田さちか
芸術教育士、ケーキデザイナー

日本とフランスで製菓、芸術を学び、ママのためのNATURAL FOODIEアトリエ「My little days」を主宰。子どもたちの感受性に寄り添いながら、普遍的なNATUREを大切にする独自の世界観あふれるレシピ、ワークショップが好評を呼び、企業サイトや多数メディアで活躍。1男2女の母として子育ても満喫中。著書『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』(マイルスタッフ)も話題。

2020年sesame9月号の記事の一部抜粋

 

 

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