【sesame】の好評連載【おうちでFUN!!】のスペシャルイベントが、今年の夏休みも、大阪タカシマヤにやってきました! 「サイエンススイーツ」の生みの親・太田さちかさんの指導のもと、みんなで一緒に「光るつぶつぶゼリードリンク」作りを体験。不思議がいっぱいつまった実験やドリンク作りに、参加してくれたみんなのワクワクやドキドキが止まない賑やかな会場に。充実度満点のレポートをご紹します♪
光る!? つぶつぶ!? 色が変わる!? 層になる!? 不思議がいっぱい詰まった、スペシャルな「ドリンク作り」のワークショップに!
「光る!?」「つぶつぶ!?」「色が変わる!?」「層になる!?」
と聞いただけでも、不思議がいっぱい。ワクワクした気持ちが込み上げてきますよね。
今回は、この不思議をたくさん詰め込んだ『光るつぶつぶゼリードリンク』をワークショップでお届けしました。
そもそも、『球体』を描いたり、作ったりするのって難しいですよね? その「球体」を、今回は油と水の関係、そして水の表面張力という力を使って作りました。
サイエンスポイント:
・油と水の関係(油と水が混ざらない)
・水の表面張力(水どおしがまとまろうとする力)
ワークショップでみんなと作ったゼリー液は、水分を主としています。このゼリー液を、冷えた油の中に注射器を使って一滴ずつ落としていくと、水どおしがまとまろうとする力が働いて、小さな球体のまま冷やされていきます。
ゼリー液なので、冷えると固まる。つまり、つぶ状(球体)のゼリーが出来がるのです! みんな全力集中しています!!
何が光るのだろう?
身の回りの、「光る」を探してみよう。
今回、ゼリー液に用いたのは「ビタミンB2」が含まれる液。栄養ドリンクなどに含まれていたり、サプリメントとして市販されています。この「ビタミンB2」は、紫外線を吸収すると自ら発光する「蛍光分子」を備えています。そのため、ブラックライトを当てると光って見えるのです。
他にも、身の回りには光るものがたくさんあります。お砂糖も光るし、着色料なども光ります。最近では、お掃除機の"ほこりセンサー”などにも採用されていて、落ちている埃を光らせて教えてくれます。意外にも、光る素材はたくさんあるので探してみてくださいね。
どっちが重い?
が分かれば、ドリンクの層を作ることができる。
同じ体積の液体にも、重さがそれぞれあります。重たい液体から軽い液体まで。その差は僅差なので、普段の暮らしの中ではあまりわからないものですが、逆にこの僅差こそ分かるようになると暮らしの楽しみも広がります。
例えば、重たいものから順番にグラスに注げば、「ドリンクの層」を作ることができるのです。まるで、カフェにいるようなおしゃれなドリンクに仕上がります!
重さが僅差の液体を、どっちが重いかな?と実験開始。うまくいけば層ができるし、混ざってしまえば逆だったと気づくことができます。どちらも、個性あふれるドリンクになるので間違いはありません。
飲む前に、もう一つの不思議
色が変わるのはなぜ?
まだまだ不思議と、実験は続きます♪
層になったドリンクができたら、あるシロップを加えます。すると...少しずつドリンクの色が変わってくるのです。青かった紅茶が、うっすらと紫色に...。
そう、この紅茶にはアントシアニンという色素が含まれていて、レモンシロップを加えることでピンク色に色が変化していくのです。みんな、よくよくドリンクを観察しています。
ひとつのものをじっくりと観察するのは、本当に大切な好奇心です。
ゼリードリンク総仕上げ!
元気いっぱい! 笑顔いっぱい! サマードリンクの完成
たっぷりと、じっくりと、実験とドリンク作りを堪能したら、総仕上げです! 最後に、光るつぶつぶゼリーを加えて、ストローを挿したら完成。夏らしい、元気でかわいいドリンクが完成しました。
挙手も発言も止まない、賑やかなワークショップ。みんな最高の驚きと笑顔をありがとうね♪
最後に参加してくれた子どもたちとの記念写真をパチリッ!
大阪タカシマヤの詳しい情報はこちらからhttps://www.takashimaya.co.jp/osaka/