梅雨に入りましたね、「お家で1日過ごす」なんて日も出てくるかと思いますが、
そんな日は、ちょっと変わったお絵描きをするのはいかがでしょうか?
植物由来精油の香りを楽しむ絵の具
こちらは、植物由来の精油と塗料を混ぜ合わせた香りのある新しい絵の具「香の具」。
色を混ぜ合わせることで、さまざまな香りの表現を楽しむことができます。
水彩絵の具なのですが、1歳9ヶ月の娘は筆を水に付けてくれず、油絵のように塗っていました。
香りがするんだよと伝えると
クンクンとにおいを嗅いで、好きな香りには「おいしいね」と教えてくれて、苦手な香りの時は顔をしかめていました。
どの香りも大人からすると良い香りですが、子供には体験したことのない香りもあってびっくりするのかもしれませんね、それも学びだなと思いあたたかく見守っていました。
水で濡らした筆で描くとこのようになります。私が娘に代わって描いてみましたが、描き始めると楽しくて何か描いてみようかなと好奇心が湧きます。水を含んだ方が香りがふわっと広がり、イランイランやユーカリの香りなどは、個人的に特に癒されました。2日ほど香りが続くそうです。
香りと色は全部で9種類。
白はユーカリ、黄色は、イランイラン、茶色はシダーウッド、橙色はオレンジ、赤はゼラニウム、紫はラベンダー、青はジュニパーベリー、緑はパチュリ、黒はブラックペッパーです。
いくつか写真を用意して「このお花がこの香りだよ」と伝えながら色を塗りました。
感情や本能にダイレクトに影響する香りがあると、ゼラニウムのお花一つ見ても、色、形、香りの3つの情報が同時に取り込まれ、記憶に深く残りますね。
ラベンダーの写真は用意してなかったのですが、自分で絵本を持ってきて「これっ!」「一緒!」と教えてくれました。
ずっと読んでいた絵本ですが、香りもここでリンクしましたね。
香りを混ぜて自分だけのブレンドを作るのも楽しく、大人も楽しめる絵の具でした。
今度プレゼントカードを渡すときに使ってみたいなと思いました。
お米と野菜でできたクレヨン
こちらは、「おやさいクレヨン」。10色入りのものになります。
おやさいクレヨンは、お米と野菜からできていて、米糠から採れた米油とライスワックスをベースに、収穫の際に捨てられてしまう野菜の外葉などを原料にできています。廃棄されようとしているものが有効利用されるという素晴らしさも子供たちに伝えたいですね。
小さな子供も安心して遊べるように、野菜の色を補う顔料には食品の着色に使用されているものと同じものが使われています。1歳前後のお子さんなんかは、なんでも口に入れる時期もありますし、万が一口に入っても大丈夫なのは安心ですね。
クレヨンに含まれている野菜を用意して「これは、ゴボウが入っているんだよ」と伝えると、不思議そうにゴボウとクレヨンを交互に触っていました。
りんごがお気に入りで、「あかー!」「いっしょ!」「アポー」などと言って、リンゴとクレヨンを見比べていました。
他にもふたつの色を掴んで、色を混ぜて遊んでいました。
10standard colorの色は、キャベツ、ネギ、長芋、ゴボウ、とうもろこし、にんじん、りんご、カシス、紫芋、竹すみの10種類でした。優しい色味がまた自然を感じさせてくれます。
おうち時間で楽しく知育
植物の香りを知ったり、野菜の色を知ったり、普段と違う角度で物事を知ると記憶や理解は立体感を生み、より深く学びにつながるかと思います。大人でもそうですよね。
雨が続いてお外に出られなくても、お家で脳に刺激のある知育を楽しんでみてはいかがでしょうか。