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イギリスで大自然を感じる夏旅 - レゴランド・ディスカバリー・センターPRブログ

暦はもう9月!みなさんはどんな夏休みを過ごしましたか?
今年は3年ぶりに行動制限のない夏を迎え、遠くに住む家族や友人と時間を共有できた方も多かったのではないでしょうか。

私も夫の故郷イギリスに3年半ぶりに帰省してきました!
場所はロンドンからナショナルレール(列車)で1時間弱の距離に位置するイースト・サセックスで、イギリス南東部「サウス・イースト・イングランド」というエリアです。

サウス・イースト・イングランドは美しい自然が広がるカントリーサイドで、ブライトンセブン・シスターズなどの観光に人気の海岸エリアもあります。
また、ライなどの中世の町並みが広がるアンティークの町もあって、ロンドンからの小旅行にもぴったりの魅力あふれるエリアです。

今回家族で訪れたおすすめのお出かけスポットを中心に、イギリス南東部でのホリデーの模様をレポートしま〜す♪

 

イギリスの歴史・自然を守る「ナショナル・トラスト」

帰省すると必ず行くのが「ナショナル・トラスト」が管理するスポット。
ナショナル・トラストは歴史的建造物や自然景勝地を守ることを目的に設立したボランティア団体。
国民の遺産として、これらの美しい場所を保持しよう!という愛国心あふれる活動をしています。

まず私たちが訪れたのはケントにある「Scotney Castle(スコットニー・キャッスル)」
ナショナル・トラストに属する知る人ぞ知るカントリーハウスです。

古城 × 植物 × 

なんとも美しい絵葉書のような風景にうっとり。

14世紀に建設された、イギリス史上一のロマンチックガーデンとも言われています。
お城の中は見学も可能で当時の様子を垣間見ることも可能です。

また、カフェも併設されていて、様々なペストリーやケーキが勢揃い。
私たちはイギリスの定番スコーンを楽しみました(娘はアイスクリーム)♪

 

中世にタイムスリップ!? アンティークの町「ライ」

続いては、絵本の世界に入り込んだような小さな町「Rye(ライ)」へ!

ライは中世の町並みがそのまま残る、当時の趣を感じる個人的にも大好きな町です。

石畳の道やチューダー様式の建築物も風情たっぷりですよね。

そして、ライに来たら必ず訪れたいのがセント・メアリー教会
12世紀に建設されたこの教会では、塔に上りライの町並みを堪能することができます。

 

美しい風景を見るため、いざ塔の頂上を目指し細い梯子を上りました。

途中には、時計の振り子で鳴り響く鐘が!

そして、頂上から眺める町並みはこちら

茶色の屋根が連なる風景、そして自然も沢山見えました!

こんな懐かしさを感じるライですが、ハイストリートにはモダンな雰囲気のカフェやショップも多く構えています。

私たちは義理の父がお勧めする、THE GEORGEというホテルにてカフェを楽しみました。
館内には目を引くアートや家具も。

 

世界中のガーデナー憧れの地

続いては、イングリッシュガーデンが魅力のナショナル・トラスト「Sissinghurst Castle(シシングハースト・キャッスル)」
ここは、個性の違う美しい庭が多数集う、世界中のガーデナーが憧れる名園です。

エントランスを抜けると、シシングハーストの歴史が展示されています。

 

季節・気候のため、今回は色彩豊かな花を見ることはできませんでしたが、ローズガーデンも有名な場所です。

 

娘は、フラワーマップを片手に庭園に咲く花を探し、同時に花の名前も学んでいました。
イギリスの自然の中で夏休みの自由研究が完成しました!笑

 

また、シンボルともいえるエリザベス朝時代の塔に上り、庭園を一望しました。

暑さの影響で花や緑の色は本来よりも寂しい印象もありましたが、様々な構造のイングリッシュガーデンが楽しめました。

 

野生の鹿に会えるカントリーハウス

続いては、大自然が魅力のナショナル・トラスト「Knole(ノール)」
ここは、1000エーカー(※1エーカー=4840平方ヤード)の鹿園に囲まれるカントリーハウスです。

ここでは、手作りのサンドイッチを持参してピクニックを目的に訪れました。

大きな木の下では多数の親子連れの姿が。
現地の子どもたちの中に娘もいつの間にか仲間入り。鬼ごっこを一緒に楽しんでいました。
すぐに友達になれるのは世界共通、子どもの特権ですね。

ここでは、野生の鹿に間近で会うことができます。
とは言え、鹿に近づきエサをあげることは基本禁止されているようです。

 

広大な庭と湖でマーケット体験

そして、娘が2歳の時(5年前)に訪れ、今回も絶対行きたかったのが「Ashburnham Place(アッシュバーナム・プレイス)」
ここは、キリスト教の会議や祈りの場所として使用されている、カントリーハウスです。
12世紀から、Ashburnham伯爵の邸宅として存在し、取り壊しや改修がなされ今日の姿となっています。


(写真は5年前のもの)

どこまでも広がる庭と3つの湖があり、お城に迷い込んだかのような本当に広大な敷地です!

訪れた日は土曜日ということで、ファーマーズマーケットが開催されていました。

 

パン、紅茶、お花、オーガニック野菜etc・・・様々な種類のお店がラインナップしてました!

マーケットを楽しんだ後は、敷地内にあるカフェへ移動♪
鉄板のスコーンとポットティーをオーダーしました。

 

そして、観光地としても名高い「Seven Sisters(セブン・シスターズ)」も行ってきました。
7つの白い崖が連なる風景は迫力があり、大きなパワーを感じました。

 

その他、ルイス、オールドタウンなどのショッピングやアートが楽しめる町もおすすめです!

 

中世の歴史と大自然を感じる、イギリス南東部「サウス・イースト・イングランド」

イギリスならではの体験と空気を味わえた、夏休み

娘と息子、私たち家族にとって最高の夏旅になりました♪

 

最後に・・・
実は、今回の滞在で最も驚いたのは天気です。

イギリスの天気といえば、曇り空や突然の雨、どんよりとした天気が常ですが、
今回私が訪れた時期(8月初旬〜後半)は20度後半くらいの快晴続きで、日本でいう5月後半頃の気持ちのいいお天気に恵まれました。

というのも、世界的に猛暑だった今年。イギリスも1976年以来の暑さを記録し、雨の降らない夏でした。この熱波や雨不足が原因となり、干ばつ宣言も発令されました。

そのため今回ご紹介した庭園などでも、緑輝く芝生や色彩豊かな花も黄色や茶色に姿を変えていたのは衝撃的でした。

 

娘や息子が暮らす将来のために、

新学期がはじまる娘に環境の話をしてみよう。

 

 

 

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レゴランド・ディスカバリー・センター Marketing/PR トムリンソン妙子

ロンドン留学後、ファッションやホテル等ライフスタイルブランドのPRに従事。現在はレゴランド・ディスカバリー・センター等のアトラクション施設を運営するマーリン・エンターテイメンツにてマーケティング/PRを担当。 イギリス人の夫と7歳の娘・0歳の息子とのバイリンガルライフをはじめ、気になるグローバルな関心事を発信します

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