日本で最初のファッションスクール【文化服装学院】伝統のファッションショーが今年も開演! 『Un:』をテーマに、6つのシーンで構成され、全72体の作品が登場!
大正期の創立以来、日本の服飾教育を牽引し、多くの世界的クリエイターを輩出してきた文化服装学院。その最大の催しである「文化祭」が、今年も11月2日(日)から4日(火)まで開催されます。今年の文化祭のメインテーマは「ATTENTION ECONOMY」。会期中にはファッションショー、作品展示、セレクトショップ、作品販売(バザー)のほか、施設体験、学生企画の野外ステージなど、見て、触れて、参加して楽しめる「さまざまなイベントが用意されています。おしゃれニスタに絶対推し! sesameがぜひ観覧をおすすめしたいのが、毎年1万人を超える来場者を迎えるⅠ部(昼間部)ファッションショー。コンセプト立案からデザイン・縫製・モデル演出・ヘアメイク・映像表現・音響・照明・舞台設営・会場運営・PRに至るまで、そのすべてを約700名の在学生が主体となり創り上げられた舞台は、伝統に裏打ちされた教育と若き感性が融合する文化服装学院ならではの壮大なスケールで展開されます。今年のショーは“無題(untitled)”という意味が込められた「Un:」をテーマに、6つのシーンで構成、全72体の作品が登場予定です♪
★ Ⅰ部(昼間部)ファッションショー ショーテーマ 「Un:」
ファッションショー「Un:」は6つのシーンで構成され、全72体の作品が登場を予定。陶磁器のような儚さと美しさを表現した【Porcelain】。民族と宇宙を融合させた【Pepu Bés】。パターンを四角形で構成した【This is all square.】。人間の心の機微と絡まりを現した【21917193】。戦争のない幸せな未来をイメージした【happy warriors】。そしてこのショーのためだけに制作された作品・シーンが大部分を占める中、在校生のコンテスト選出作品や各学科と企業とのコラボレーション作品を集結したシーン【ICONIQ STAR】も見応えのあるラインナップに。
<開演時間>11月2日(日)・3日(月祝) 11:00/13:00/15:00/16:30/18:00、11月4日(火) 11:00/13:00/15:00
※開場は各回20分前となります
<会場> 遠藤記念館(F館) 大ホール
観覧には、当日B館ロビーにて配布する入場チケットが必要です。
※チケット配布開始時間は観覧回により異なりますのでご注意ください。
ショーチケット配布時間:
●11:00/13:00/15:00の回
→9:30から配布開始 ※無くなり次第終了
●16:30/18:00の回(2・3日のみ)
→14:00から配布開始 ※無くなり次第終了
当日の混雑状況により配布開始時間は若干早まる場合があります。チケットは無くなり次第配布終了し、入場チケットをお持ちの場合も立ち見になる可能性があります。おひとりの受付で2名までご入場可。
★Ⅱ部(夜間部)ファッションショー
【再誕祭】をテーマに夜間部有志学生たちによるファッションショーも開催。各学生が作品をデザイン・制作。ショーの演出、音効、照明、映像、モデルもすべて学生が手掛けます。
<開演時間>
11月2・3日 12:00/13:20/15:10/16:30/17:50
11月4日 10:00/11:20/13:10/14:30
<会場> J館
観覧方法 当日、Ⅱ部ショー会場(J館)にて整理券を配布いたします。
※お席には限りがあります。
▼SHINDO × 文化服装学院 特別コンテストシーン「21917193」
― 審査会とSNS人気投票で選ばれる次世代デザイナー ―
日本の服飾副資材メーカーとして世界に展開する株式会社SHINDOと、文化服装学院による産学連携プロジェクトが、今年度も文化祭ファッションショーのシーン「21917193」で開催されます。学生たちはSHINDOのリボン・レース・ブレードなどのマテリアルを自由に用い、独自の感性で新たな造形表現に挑みます。
審査は【審査会】と【SNS人気投票】の2部構成で行われ、最優秀作品に選ばれた学生は、2026年2月にフランス・パリで開催される世界最大級のテキスタイル見本市「プルミエール・ヴィジョン」にて、株式会社SHINDOブース内で作品が展示されます。さらに、副賞としてデザイナー本人がパリに招待され、世界のクリエイションの現場を体感する機会が贈られます。
↑2025年2月のプルミエール・ヴィジョンでの展示風景と学生デザイナー。
■コンテスト審査方法
プレゼンテーション審査会とSHINDO公式Instagramでの「いいね」投票
■人気投票実施期間 11月1日(土)16:30〜11月4日(火)23:59
■SHINDO公式Instagram @shindo_sic_japan
https://www.instagram.com/shindo_sic_japan/
▼JanSport × 文化服装学院 アップサイクルプロジェクト開催
― サステナビリティと創造力を融合した、次世代デザイナーによる挑戦 ―
世界的アウトドアバッグブランド「JanSport(ジャンスポーツ)」と文化服装学院による産学連携プロジェクトが今年も始動。JanSportの製品をリユース・再構築し、新たなデザインへと昇華させるアップサイクルプロジェクトです。作品は「happy warriors」にて披露。ブランドの持つ機能性や遊び心あるギミックを生かしながら、学生たちが自由な発想で未来の幸福なミリタリーファッションを提案します。
■審査方法
審査は【審査員による審査】と【一般投票】の2段階で実施します。
審査員審査:学生によるプレゼンテーションおよびショー映像をもとに総合評価。
一般投票:JanSport日本公式サイトにて作品写真を公開し、ウェブ上での投票を実施。
■表彰・副賞
上位3名の受賞者には、副賞が授与されます。
■JanSport 日本公式サイト https://jansport.co.jp/
▼「Un:」企画展示
ショー会場に隣接するギャラリーでは、今年度のテーマ「Un:」にちなんだ企画展示を開催します。衣装制作にあたり企業・団体よりご提供いただいたテキスタイルを、各シーンのコンセプトに合わせて展示。シュルレアリスムの視点を取り入れ、ショー全体の情報や世界観を凝縮した構成としています。テキスタイル分野の専門性を活かし、服飾資材やパターンを造形的要素として再構成することで、非現実的なイメージを現代的に再解釈したインスタレーションを展開。
併設のフォトブースコーナーでは、撮影スタジオで一度使用された“背景紙”を再活用し、イベント開催などを行う「BARD」と協働し、“ワンウェイごみゼロ”をモットーにした撮影空間を制作しました。撮影現場の廃材を新たな芸術表現へとつなぐことで、資源の大切さも体感できる場となっております。来場者は、過去の文化祭ファッションショーの作品とともに撮影できる特別なスポットで、記念の一枚をお撮りいただけます。
また、来場者が今年のショータイトルを書き込んで展示空間に貼り重ねていく参加型のインスタレーションも実施。集まったメッセージが一つの作品として完成し、来場者とともに今年のテーマを象徴する展示へと昇華します
BARD HP https://bard-net.com/
Instagram @bard_in_net https://www.instagram.com/bard_in_net/
▼雑誌『装苑』とのコラボレーション
ファッション誌の先駆けとして長きにわたり日本のモードを牽引し、2026年には創刊90周年を迎える『装苑』(文化出版局)とのコラボレーションが実現。表紙には、モデル・俳優として注目を集めるSUMIRE氏を迎え、文化祭ファッションショーに新たな彩りを添えます。
撮影されたLOOKはデジタルプログラムにも展開され、ウェブ上でご覧いただける仕様に。今年度のデジタルプログラムは構成を大幅にリニューアルしました。ランウェイルックのみならず、制作各部門の学生たちの取り組みにも密着し、舞台裏の熱量までも伝える内容となっています。
販売価格: 1,700円
販売期間:文化祭会期中(11月2日~4日)
学生モデルを中心としたランウェイルックや舞台裏の制作風景を収録予定
デジタルプログラムURL:https://bunka-fashion-college-show.com/
SUMIRE(佐藤菫)
1995年生まれ。俳優、モデル、アーティスト。2014年から『装苑』専属モデルを務める。
18年に映画「サラバ静寂」で俳優としての活動をスタート。その後映画、ドラマ、広告など幅広く活躍。
▼文化祭2025 /Ⅰ部(昼間部)ファッションショー
文化祭開催日程:2025 年 11 月 2 日(日)~4 日(火)9:30~18:00(最終日は 16:00 まで)
文化祭2025特設サイト:https://www.bunka-fc.ac.jp/event/culture-festival/
ファッションショー、作品展示、セレクトショップ、作品販売(バザー)のほか、施設体験、学生企画の野外ステージ・イベントなど、内容盛りだくさん。毎年約1万人の来場者を誇るⅠ部ファッションショーは、企画・演出から作品制作、モデル、メイク、会場作り運営まですべてを学生が手がけるBUNKAならではのショーで必見です! ファッションの楽しさとパワー、そして文化生の思いが詰まった文化祭に行ってみよう♪
文化服装学院
東京都渋谷区代々木 3-22-1
https://www.bunka-fc.ac.jp/about/access/