sesame読者もファンの多い、東京・青山通り沿いにあるランドセルの白いアトリエ「L’atelier du Cartable （ラトリエ デュ カルターブル ）」。今年も女の子の大好きがいっぱい詰まった、コンセプトのあるオリジナルランドセルがたくさん誕生しています。なかでも注目は、リボンやフリル、付け替え鋲など女の子がときめくデザインやディテールが特徴的なフルール・ブルー。『Chill』をテーマに、まったり、ゆったり、ゆっくりとした時の流れを表現した新作ランドセルの【ティータイム】と【ルナエトワール】をデザイナーの思いあふれたメッセージとともにお届けします。
新作ランドセル フルール・ブルー【ティータイム】
Q 商品コンセプトを教えてください
A 「Chill まったり（ゆったりとした）時の流れ。小さなプリンセスが自分だけの時間を少し背伸びをして貴婦人の様にtea timeを過ごすひととき。プリンセスにとっての至福の時間と香り。」
Q イメージされたものやどのような世界観が元になっていますか？
A 「時代はヨーロッパ（パリなど）ルネッサンスやバロックの建造物が力強く特徴的なイメージ。硬いストレートな建具や建物に対して優しい香りのするteaと柔らかい表情のプリンセスをイメージ。オペラ座パリやウィーンなども参考に。」
Q 特徴的なデザインやディテールを教えてください
A 「カブセはteaを楽しむソファ。前ポケットはteaポット、カブセ裏には壁紙を。オオマチにはラトリエをカフェ風にしたエントランスをimage、もう片方は店内が見える窓を。一番のシンボルは輝く太陽の宝石の鋲と付替えにはプリンセスの髪飾りのリボン。」
Q カラー展開を教えてください
A 「フランボワーズティー、マリーブルーティー、セサミミルクティー、ミルクティー、サクラミルクティー、ブルーベリーティー。」
新作ランドセル フルール・ブルー【ルナエトワール】
Q 商品コンセプトを教えてください
A 「Chill ゆっくりとした時の流れ。世界中の空で美しいと思える色合いを表現。見上げた空に思いをはせる少女＝プリンセスの貴重な時間。月のウサギに自分を重ねて、星や月に憧れながら輝く空を見て眠れないけど幸せな少し大人なレディの時間。」
Q イメージされたものやどのような世界観が元になっていますか？
A 「時代はヨーロッパ（パリなど）ルネッサンスやバロックの建造物が力強く特徴的なイメージ。建造物の硬さと空の柔らかさと優しい気持ちのプリンセスを表現。絵画や空色の変化を参考に。」
Q 特徴的なデザインやディテールを教えてください
A 「鋲は三日月に座るウサギをモチーフに。オオマチは門扉を、カブセの下部に屋根の建造をimage。前ポケットは外から見える窓を。カブセ裏はプリンセスがウサギになったimage。すべてのカラーは空の色の本体生地で表現。」
Q カラー展開を教えてください
A 「ルナラベンダー、ルナアメジスト、ルナパープル、ルナサックス、ルナネイビー、ルナピンク。」
お会いするたびに、いろいろな“ランドセル話”が弾み、気がつけば3、４時間なんてことが常の「ラトリエ デュ カルターブル」のデザイナー・Hさん。ひとつ一つのパーツ、デザイン、ディテールに、それぞれの思いや意味が込められ、自分の言葉でしっかり伝えていらっしゃることがお分かりいただけたと思います。かわいいだけでなく、そのかわいさが女の子の気持ちをくすぐったり、女の子同士の「かわいい」の話題の中心になったり。コンセプチュアルなつくりはもちろんのこと、付け替え鋲やリボン、チャームなどで、いろいろな表情が楽しめることも、“ラトリエランドセルの魅力”だと感じています。（sesame編集長 丹後浩一）
Photo／Daisuke Tsuchiyama(TRON) Styling／Asuka Karino（keynine） Hair&make／HANJEE(signo)
Direction／Hirokazu Tango(keynine)
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